デスクとチェアの新調 ローデスク環境と普通のデスク環境の比較

2019年11月28日

引っ越しが完了し、PCデスクと椅子を含めて環境を新しくしました。

以前はこのサイトでもローデスクの使用感として記事を書いた通り、ローデスクと座椅子の環境でPCをしており主に床の上をメインとした生活をしていました。

そしてハイな環境(普通のデスク環境)にある程度慣れたら比較記事を書くと言っておりましたので、今回は宣言通りにローデスク環境と普通のデスク環境を比べてどうか的な記事を書いていきます。

まずローデスク時代の環境 使用しているデスクと椅子など

ローデスク環境の時は大体7畳の部屋に

まさにこんな感じのいわゆる情弱デスクをベッドの横に配置して、ベッドに横になったり2000円くらいの座椅子を買ってきたりしながらPCを触るという環境でした。

本来はプリンターを置くであろう上の棚部分にPC本体やUSB接続のあれこれを置いて、デスク背面を壁にくっつけてデスク周りを全て自分のフィールドにする感じの環境でした。

ちなみに情弱デスクと言われているこのデスクですが、ロー環境に限ってはこの縦に空間を使っていくスタイルは結構使いやすいです。

なぜなら座椅子や床やベッドなど、主にロー環境で座る物ってキャスター的な物を付ける余地がないので左右に移動がし辛いのです。

たまに手を伸ばす程度ならともかく、150cmもあるデスクの左端にキーボード!右端にコントローラーやタブレット!とかだともう常に中腰状態で厳しいわけです。

私の場合だと120cmでも厳しい感じでしたので、この情弱デスクのように70~90cm程度の幅というのはロー環境の理にかなっていると思います。

ハイデスク環境と使っているデスクや椅子

現在のハイデスク(普通のデスクと椅子)の部屋は7.5畳と広さはあまり変わらず

コクヨのこんな感じのスチールオフィスデスク(もう1段安いやつ)です。

部屋に置くのはダサいという意見もありますが、実用性や品質は疑う余地がないのでコイツを選んだ次第です。どうせPC部屋にお客を呼んだりしませんからね。

もちろん見た目さえ許容出来れば使い勝手は凄くいいっすよ!死ぬまでこのデスクを使っていく事になりそうな予感がします。

二人で組み立てと書いてありましたが、組み立て自体は一人でできる内容でした。

梱包された状態で届いたこのデスクを2階まで運ぶのと、ひっくり返した状態で組み上げたデスクを起こすのが一人では結構厳しかったです。男性ならともかく女性はまず手伝いが必要と思って良いかもしれません。

そして椅子はあの有名なアーロンチェア!・・・の版権がきれたために各社が一斉にコピー品を作った中で、コストコで売っている metrex IV メッシュチェアーというやつです。

上のは正確には違うんですけど微妙にバージョンアップしてたりして今のバージョンの画像やらリンクやらが無かったので参考までに。実物はコストコで11800円くらいで売っています。

コストコのやつなので品質は問題ないですが、とにかく大きいです。

座面が大きいのはゆとりがあって良いですが、高さが最低でも46cmほどまでしか下がりません。

この46cmという数値は大体身長180cmくらいの人に適した高さでありますので、いくら外人仕様とは言っても高すぎないかと思います。

この高ささえ許容できるなら、ひじ掛けを上げ下げしたりどかしたり、リクライニングを調整したり、座った時の安定感などもしっかりしてるのでまさにお値段以上といった感じなんですけどね。

まあ買う時はコストコの店舗へ行くでしょうし、店舗にはまずお試し用の展示品が置いてありますので、興味があったら一度行ってみると良いでしょう。

そしてこのデスクと椅子を部屋の中央に置いて出入口へ向けています。

これは風水や実用性を考えた場合に良い配置なんだそうで、確かに壁付けよりもメンタルとか色々快適な感じがします。気のせいではないようなあるような?

どっちが快適?

で結局ローとハイどっちが快適かというと甲乙つけがたいけど総合的に見たらハイ環境かな?と思います。

私は15年以上ロー環境で過ごしていたロー環境の申し子のような存在なので、ローな過ごし方に身体が完全に適応しているはずなんですね。

正直ロー環境を捨てる事にかなり不安を抱えていて、保険としてなんとかローな環境も維持できるようにしようかなとか考えていたくらいです。

しかしそれでも椅子に座ってデスクと向き合う環境に苦を感じないんですから、やはり一般的に見てもハイ環境の方が過ごしやすいんだろうと思います。

すぐに横になれないのは厳しくないか?と思っていましたが、全く厳しくなかったしむしろ横になる必要性を感じなくなりました。

それよりも身体が床から離れたので、埃の被害から大分解放されたのが快適です。

だらしがないのでローな時は部屋が物で溢れていましたが、ハイになったら物が溢れるのはデスクの上だけでおさまっています。

PC作業を休み休みやりたい時も、椅子をクルクルしたりギーコギーコしたりすれば気が晴れますし、床に座った状態より椅子に座った状態の方が立ち上がるのが楽なため、気兼ねなく立ち上がって動き回れるのも大きいです。

今からローな生活に戻れと言われたら普通に戻れますが、どちらか選べと言われたらハイを選ぶかなと思います。

ただし快適な環境を得られるかどうかは、かなりの部分を椅子が占めていると感じます。

とりあえず座れれば良いという考えは捨てて、たとえ安いにしても自分の身体ややりたい事に合った椅子をあまり妥協せずに探すべきですね。

結論として

個人的な結論なので参考程度にですが、どちらかを選ぶなら普通のデスクと椅子のハイ環境を選んだ方がいいと思います。

ただしハイ環境はある程度の予算をもって構築しないと辛いんじゃないかと思うので、予算がない場合は一旦安上がりにローな環境を構築すると良いです。この際本当に安上がりにするべきで、快適なロー環境を目指すために予算をかけたりしない方が良いです。

ローな環境というのは設備によって快適さが得られるというより、ローである事自体が快適性につながっているからです。

なのでせいぜいデスクをコタツにする(ハイに移行しても使える)程度の環境構築にとどめておくべきで、お洒落なデスクや高機能座椅子などに手を出すことはおススメはしません。

そして数万程度用意出来たらデスクと、特に椅子を自分に合うものを探すところから始めてハイ環境に移行しましょう。

テレビを観たりだらだらするだけの空間ならローのままで全然良いですが、PCなどを触るのはやはりハイな方が大分適していると思います。