トラックボールは使いやすい!
今までトラックボールに関して
と書いてきましたが、今度は3か月程度使い続けてみてどうなったかです。今回でトラックボールの感想シリーズは完結です。
ちなみに私が使っているトラックボールは”Kensington Orbit Trackball with Scroll Ring”というものです。
大体5000円未満程度のお値段です。
結局は慣れ
元も子もない話ですが、結局は慣れなんです。
最初は全く別の操作になるのでイマイチ使い難い。
ある程度慣れてきても完全に対応しきれているわけでもないので、いちいち頭で考えながら操作するのでちょっともどかしい。
それでも頑張って使い続けていると、ある時スイッチが入って完全に適応できてしまいます。
まあマウスに限らずなんでもそうですよね。
そうなってしまえばもう完全に無意識でトラックボールに手が伸び、何も考えずに直感的に操作できてしまいます。
こうなった時のトラックボールは素晴らしいです。
場所は取らない、形状で悩むこともない、マウスパッドも必要ない。
元々トラックボールに求めていた要素だけを甘受できてしまいます。
悪い所は?
今の所無いと言っていいと思います。
細かい操作やマウスジェスチャが使い難いとよく言われますが、慣れてしまうとそんな事ありませんでした。
例えば細かい操作に関しては、1ドットだけカーソルを動かしたいと思った時に、手全体でマウスをコントロールするより指先だけで動かす方がやりやすいと感じます。あ、でもボール操作が親指の場合はわかりません。あくまで人差し指中指タイプのトラックボールの話です。
マウスジェスチャも元々複雑なコマンドを使っていないせいもあって、全然苦になりません。
長距離ドラッグも、親指で左クリックを固定しながらボールを転がす感覚さえ掴んでしまえば、ボールを強く弾いて一気にカーソルを動かせるので楽になります。
ボールの清掃も、あまり苦には感じないです。
ボールの動きが汚れ次第で早くなったり遅くなったりするわけですが、トラックボール適応して以降は意外とあんまり気にならないんですよね。
気になる場合は清掃しますが、ボールの清掃というより中に溜まった埃を払う感じです。
ボールを支える部分にちょっと溜まるだけで、一定以上は溜まらない感じですので、気にならなければ放置でも問題はなさそうに思います。
ですのでトラックボールの悪い所を強いて言うなら、慣れるまでの根気を強く求められるという事ですね。
私の場合は、完全に適応するまで3週間弱くらいかかりました。
とにかく慣れるしかないのです
とにかく慣れるしかないのです。
何度でも言います。
トラックボールは慣れ。慣れるまで頑張れるか。
合う合わないはあまり関係ないと思います。もちろんFPSのゲームなど、元々トラックボールが不向きなジャンルもあるでしょうが、普段使いに関しては適正よりも慣れだと思います。
私はディアブロ2というクリックげー的なやつを、全く頭を使わない状態、いわゆる脳死プレイで遊べています。
昔からこの手のクリックゲーが好きで、普通のマウスで腐るほど遊んできましたが、普通にトラックボールに移行出来ちゃいました。
最後にあくまで個人の感想
それとこれは個人的な意見なのですが、最終的に使い勝手が良いのは親指タイプより人差し指中指タイプだろうと思います。
とっつきやすいのは間違いなく親指タイプなのですが、使いこなすレベルまで行った時に人差し指中指タイプ(今更ですが長いので中央タイプと呼びます。中央にボールがあるので。)が逆転すると思います。
細かい微調整のようなタッチをする時に、親指はあんまり向いてないんじゃないかと思うのです。
ゲームのコントローラーなんかは親指でボタン操作をするので、親指の方が細かい操作に向いているのではと当初は思っていましたが、どうもボタン操作とボール操作では細かい操作のジャンルが違うようです。
この細かい微調整というのは、マウスを使っていると意外と多く機会がある(例えば閉じるボタンを押す程度の物とかでも)ので、どうせトラックボールを使うなら最初から中央タイプに慣れてしまう方が良いのでは、と思います。
私は親指タイプを所持していないので、あくまで想像の話です。
でもちょっとボールを親指で転がしてみたりすると、そう感じます。
というわけで、トラックボールの雄Kensington社の安価帯中央タイプOrbit Trackball with Scroll Ring
今ならこいつを心からお勧めできます。
私は次からもこれを使い続けると思います。
5年保証なので、次の買い替えは5年後以降という事で、そんな先の事を今決められない故に曖昧な表現にしていますが、気持ち的には使い続けます!という感じです。